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『もっとも小さい日の出』/ 柴沼千晴
¥1,430
白色の紙に日付からはじまる その日の出来事たち 時折顔を出すのは 手触りや色の異なる紙に載る散文 共感をされてもされなくても わたしたちの感情や生活は ただそこにある ということに つい思い耽けてしまう 日々の機微に触れる手触り その温度が伝わってくる1冊 ------------------ 『もっとも小さい日の出』 著者:柴沼千晴 ブックデザイン:Cat 佐藤翔子 印刷・製本:イニュニック --------------------
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『友だちになるかは迷った』/ 垂井真、葉山莉子、稲荷直史
¥2,200
わたしたちは時に穏やかに時に荒く流れる 自らの水流の中を泳ぎながら たまたま交わった別の流れと 合流したり離れたりを繰り返して 互いがただそこにいることに触れ 自らの内側へまた潜り直していくのかもしれない お三方のつぶやきや語り合いを読んだり それぞれが見せ合わず綴った 一万字の日記を読んだり 本の両面を行ったり来たりしながら 自らの流れと合わせて、離して 触れていただきたい1冊 -------------------- 『友だちになるかは迷った』 著者:垂井真、葉山莉子、稲荷直史 表紙デザイン:domeki 本文デザイン:宮下明子 印刷・製本:イニュニック ---------------------
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『茶酔叢書 巻ニ』/ 茶酔
¥3,000
巻一ももちろん 作り手の愛が溢れる1冊だったのに 巻二はそれをぐんっとレベルアップした 愛を超えた熱気を感じる 作り手のみなさんは それはもうお茶についていろいろ 調べたり知ったりしているはずなのだけれど 本書を読み進めていくと お茶についてどんどん詳しくなる というよりは お茶について、お茶酔いについて どんどん知りたくなり 記述されている香りを、味を 自らも感じたいと思わせてくれる 好きなものを共有するひとりとして 読者を歓迎してくれる 「お茶酔い」やお茶だけでなく 「茶酔」というコミュニティの虜になる1冊 ------------- 『茶酔叢書 巻ニ』 著者:後藤桂太郎 発行:機微社 装丁:後藤桂太郎 マンガ:最後の手段 題字:三重野龍 企画:茶酔(菊地翼、後藤桂太郎、坂間菜未乃、吉田芽未) 写真:サウスアベニュー、菊地翼 印刷:藤原印刷 ----------------------
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『散歩するつもりじゃなかった』/ チヒロ(かもめと街)
¥1,000
SOLD OUT
本を読んだり 映画を観たりして生まれた 心の細やかな動き 何気なく過ぎていく1日の くすっと笑ったり 美味しいと感じた瞬間 自らの日常にある ささやかな奇跡を 思い出させてくれる1冊です♩ ---------------- 『散歩するつもりじゃなかった』 著者:チヒロ(かもめと街) 印刷:ちょ古っ都製本工房 表紙イラスト:小泉理恵 デザイン:安藤萌香 -----------------
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『普及版 世界の紙を巡る旅』/浪江由唯
¥1,980
SOLD OUT
叩いて作った紙 光沢を纏う紙 古着から生まれる紙 ... 約1年間「紙」をテーマに旅をした著者が 観て触れて感じてきた紙と手仕事 そしてそれらを営む人々の 息づかいが言葉を通して伝わってくる 触り心地のいい表紙カバーは 「旅のかけら」を含んだ特注の大洲和紙 タイトルは著者自身が1つずつ 判子を押して作られたそう 本書を読み終えて もう一度この紙に触れると じんわりとしたあたたかさが 心を包む1冊です *本書の表紙カバーは1点ずつ異なります。 オンラインでは弊店でランダムに選ばせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ---------------- 『普及版 世界の紙を巡る旅』 著者:浪江由唯 編集:嶋田翔伍 発行:烽火書房 -----------------
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『地震日記 能登半島地震発災から五日間の記録』/鹿野桃香
¥1,000
石川県珠洲市で被災した著者が綴った 能登半島地震発災から五日間の記録 そこに綴られている感じたこと、考えたこと 食べたもの、過ごしたひとや場所の記録には テレビのニュースでは知ることができない 個人的な視点が詰まっている 起きてからのことをなるべくリアルタイムで iPhoneのメモに書き記したという内容だけでなく 地震が起きる前日や当日のことまで含めて 思い出して言葉にすることには 痛みが伴ったのではないだろうかと想像する ここに纏められた記憶は きっと後に確かに繋がれていく そのような1冊です *弊店では『地震日記』の売上の20%を 「石川県能登半島地震災害義援金」ならびに「石川県能登半島豪雨災害義援金」へと寄付させていただきます --------------- 『地震日記 能登半島地震発災から五日間の記録』 作・発行:鹿野桃香 編集:土師さやか 表紙印刷:石引パブリック 本文印刷・製本:(有)スズトウシャドウ印刷 ブックデザイン:和田実日子 ------------------
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『ていねいな暮らしからうそのない暮らしへわたしの毎日メモ』/ アトリエ風戸 平城さやか
¥600
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日々のごはん、家事、事務作業... いわゆる『暮らし』を見せるときには 隠れてしまう些細で大切なこと それらのメモと一緒に添えられているのは 著者がその時感じていることや 自らに言い聞かせるように綴られた言葉 誰かに見せるように綴られた言葉 ではないけれど、 きっと心に触れるものがある 『暮らし』を支えるあれこれに やさしいひかりを灯す1冊です -------------- 『ていねいな暮らしからうそのない暮らしへわたしの毎日メモ』 著者:アトリエ風戸 平城さやか 発行:アトリエ風戸ブックファーマシー ----------------
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『決めない散歩』/ かもめと街 チヒロ
¥1,100
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日常が自然に まるで微笑みかけるように 綴られている 何かを差し出すような 「 つたえる 」とはまた少し違う 風がふわふわと舞う縁側で 一杯のお茶を共に横に並んで みている世界を共有するような あたたかな1冊です♩ ------------------- 『決めない散歩』 著者:チヒロ(かもめと街) 印刷所:ちょ古っ都製本工房 表紙イラスト:小泉理恵 デザイン:安藤萌香 ---------------
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『私の証明』/ 星野文月
¥1,540
「 恋人が脳の病気で突然倒れる 」 というひとつの出来事から 紡ぎ出される日々の記録 そこにある著者の言葉には 葛藤や感情のぐらつきが滲む 痛いも辛いも苦しいもわからないも ありのままに正直に 言葉に姿を変えて残されている それらに触れれば触れるほど 言葉にならない何かが浮かび こころの奥がぎゅっと熱を帯びる かもしれません --------------------- 『私の証明』 著者:星野文月 カバー写真:工藤あずさ 本文写真:宇佐美亮、ちょめ、鶴木鉄士 デザイン:川名潤 発行者:北尾修一 発行所:百万年書房 印刷・製本:株式会社シナノ -----------------------
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『私運転日記』/ 大崎清夏
¥1,980
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様々な旅先や 出逢ってきた大好きなひとたちと同じように自身の心の動きをじっと見つめる 著者のまなざし そのまなざしの中の 言葉になっているものも 言葉にならない何かもすべてが合わさって じんわり心を慰めてくれるような1冊です ------------------ 『私運転日記』 著者:大崎清夏 発行人:ignition gallery 発行所:twililight 装画・挿絵:nakaban デザイン:横山雄 印刷・製本:モリモト印刷株式会社 -------------------
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『日常をうたう〈8月15日の日記集〉』 / 椋本湧也
¥1,650
そこにあったはずの声 影へ向かう足音や 僅かなひかりが覗いた輝き そんな光と闇の あいだにあるものを わたしたちはいつのまにか 見落としているのかもしれない この27名の綴る 8月15日の日記集は そんなあいだを捉え わたしたちの肌に近いものへと繋ぐ 日常にあるちいさな結晶を 灯しつづける1冊です ----------------------- 『日常をうたう 〈8月15日の日記集〉』 椋本湧也 発行:2024年1月 装丁:古本実加 装画:三瓶玲奈 印刷:シナノ書籍印刷 --------------------------
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『たとえそれが最後だったとしても』 / 垂井真
¥1,760
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ある1年のこと その中にあったいろいろなこと それらが記された日記集 余白には 著者がその時に感じて 記していないものが宿っているようで 忘れる記憶も 留めておく記憶も 取り留めのないことや日々の陰りも きらきらとしたひかりも 全てが柔らかい紙に包まれている そんな どこかに置いてきてしまったような 日々の手触りを思い出させてくれる 垂井真さんのはじめての日記集です♩ --------------------- 『たとえそれが最後だったとしても』 著者:垂井真 装丁:五十嵐花 ドル萌々子 印刷・製本:株式会社Inuuniq 初版発行日:2022年6月15日 *弊店にあるのは第2版です -----------------
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『今日というより凶な今日』/ みのわようすけ
¥860
夢か現か そんなことはどうでもよく 物語とも日記とも言えない というより言いたくない 白黒つけたくないあわい世界 そんなおはなしが320話 付かず離れずの距離で 小さな手のひらサイズの 文庫本の中に住んでいる 自分の中には どんなおはなしがいるのだろう 夜に眠りにつくのが いつもより楽しみになる ぼーっとするのが より一層心地よくなる そんな1冊です♩ ----------------------- 『今日というより凶な今日』 著者:みのわようすけ 印刷:モリモト印刷 初版発行日:2013年5月11日 *弊店にあるのは第4版です 仕様:文庫本サイズ、198ページ --------------------
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『風立つ日』/ 西岡郁香
¥1,000
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かみつれ文庫を始めたとき ようやくだという嬉しさと なんだか少しだけ物足りないような 感覚が同時にあった それはなんだろうと 問い続けた日々の途中に 舞い込んできてくれた 流れや縁 それは単にわたしのちからではなく 心を寄せてくださる周りの方々や かみつれ文庫に作品や本を並べることを 快諾してくださった作家さんや出版社さん このお店に関わる すべてのみなさまや本たちが 運んできてくれた 風なのではないかと思います そう感じた時に思い出したのが だいすきで大切にしている 堀辰雄の『風立ちぬ』という物語と ヴァレリーの『海邊の墓地』という詩 この縁が来てくれたことを ヴァレリーの言葉を借りれば 「風が立った」ということなのだと思い その日々をかたちに残しておきたい という気持ちに駆られました この『風立つ日』というzineには オンラインでオープンした1ヶ月後から 実店舗が生まれる2日前までの 店主の日記の一部(追記あり)が載っています 風を運んでくださるみなさまに 届いていきますように♩ ------------- 『風立つ日』 著者・印刷製本:西岡郁香 発行:かみつれ文庫 発行日:2024年7月17日 仕様:A6判(文庫本サイズ)全36ページ --------------------
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『ひとひらのくらし』/ さらさちさ
¥1,430
SOLD OUT
春から冬までの ひとりぐらしのこと 日記で綴られる目線と 詩として表現されている目線は 同じはずなのに ちょっと違う 著者の感じたことが こころの中を 深く深く潜っていった 過程を覗き見しているみたい ひとつひとつ 著者の手で編まれた本書は つくりも色も言葉も やさしくてうつくしい 1冊です* ------------- 『ひとひらのくらし』 著者:さらさちさ 印刷:株式会社イニュニック 製本:さらさちさ 初版発行日:2024年1月13日 ※かみつれ文庫にあるのは第二版です 仕様:112×183mm ----------------------
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『世界中にわたしたちふたりだけみたいだ』/ 垂井真
¥800
柔らかい紙に包まれて 今にも消えてしまいそうな言葉たちは たぶん書き留めていなかったら 忘れてしまう日々のちいさなこと それでもきっと ちいさな日々のことというものは その存在だけで 生きていくための背骨に 化けてくれるのかもしれない 忘れゆくことへ その影を薄めることすら 抱きしめて生きていく ひとりの 確かにここにあった 日々の一部が 丁寧に刻まれた1冊です♩ ----------------- 『世界中にわたしたちふたりだけみたいだ』 著者:垂井真 装画:大髙杏 『手をつなぐための天秤』 帯:ひらいめぐみ 印刷・製本:株式会社inuuniq 発刊日:2024年6月30日 仕様:110×170mm ---------------------------
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『旅とごはん』
¥600
SOLD OUT
三者三様の 旅とごはんの思い出が イラストや写真と一緒に纏められた1冊 3人の対談の中では 正解を導き出すのではなく それぞれの楽しみや感じたことを やわらかく共有して また次のそれぞれの旅へ向けた ヒントにして持ち帰る そんな様子に心がほっこりします 近くにもこんな楽しみが 潜んでいるような気がしてきて うずうずと旅の準備を してみたくなります♩ -------------------- 『旅とごはん』 企画・編集:@aluckychi @hatarakuhanako @momoewokaku デザイン:@aluckychi 題字・イラスト:@momoewokaku 発刊日:2023年6月17日 仕様:13×20cm、全20ページ --------------------------
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